カタクリ - 堅香子 -

--- 万葉の頃から愛された可憐な花。

カタクリの花姿


『もののふの 八十少女らが汲みまがふ 寺井の上の 堅香子の花』
                        ---万葉集巻十九 大伴家持

和歌でも有名な、カタクリの花。
俯いた乙女のようでもあり、思い切り反り返った花びらは小鳥のダンスのようでもあり。

こんな可憐なカタクリの花ですが、今ではほとんど見られません。
ささやかに残っている群生地でも、盗掘が後を絶たないのだそうです。
千葉の群生地・泉自然公園には、珍しい白いカタクリの花があったのですが、これもまた盗まれてしまいました。

カタクリは、植え替えが出来ないとのこと。
手折って枯らすような無粋な真似はせず、眺めて愛でたいものです。


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